待てば海路の日和あり

うつ病治療中です

入院時の事

暗い話になってしまいますが、病気が特にしんどくて入院してた時の事を書きます。

僕は2回入院してました。17歳の時に3ヶ月、19歳から20歳にかけて10ヶ月してました。

 

まず17歳の時は、まだ高校に通っている時だったんですが、しんどくなり過ぎておかしくなって自殺未遂をしてしまい、そのまま入院しました。

自殺未遂したのは、その時だけです。

 

まず、家族が僕の体を抑え込むのを力づくで振り切って、部屋の窓から屋根に飛び乗って外に走って行き、まず家の前を走る車に全力で体当たりしました。

しかし、車は僕に気付いてスピードを緩めたので、死ねませんでした。

 

その後、家の近くの森に入って行き、なんとかなんとか死ぬんやと言う気持ちで泥水に何回も何回も顔を突っ込んだり、草のつるで力一杯自分の首を何十回も締め付けたり、

まだ寒かったので、低体温にして死のうと服を脱いで体にひたすら泥水をかけてガクガク震えてました。

 

でも、そんなに簡単に死ねるわけもなかった様で死ねませんでした。

 

入院しても初めは、「なんとか死ぬんや」と言う気持ちがまだあったので、5階の窓から飛び降りようとしまた。

しかし、自殺防止様の窓だったのでほんの少ししか開かず、僕は力一杯これでもかと言う程なんとかして窓を開け様としましたが開きませんでした。

 

結局、死ねませんでした。

 

 

1回目の入院は大分前ですが、しんどくて、頭がカチンコチンに固まって、何かを考える事とか出来なかったので、一日中ずーっと布団の上に座って布団を撫でたり、窓の横に座って半日ぐらい何もせずにずーっと外を眺めていました。

それしか出来ませんでした。

作業療法も午前、午後とあったのでやりたかったんですけど頭が固まって出来ませんでした。

 

 

 

2回目の入院は、長かったです。

まだ3年前なので結構覚えてます。

自殺未遂はしませんでしたが、5ヶ月ぐらいは死にたかったです。

 

2回目の入院のすぐはむちゃくちゃしんどかったです。

言葉に表せる様な生易しいしんどさではありません。あれを表せる言葉を僕は知りません。

生爪を剥がすのと同じ位しんどいなぁと思ってました。

 

しんどくてしんどくてどうしようも無いので、1日中病院の廊下を何百往復も歩いてました。

しんど過ぎて寝たり、座ったりして耐える事が出来なかったからです。

 

毎日、朝が来るのが怖くて怖くて嫌でした。

これから地獄の1日が始まると思うと嫌でした。

だから、1日が終わって寝るまでの少しの時間が一番幸せでした。もう寝るだけでいいと思うと幸せでした。

一生、この寝る前の時間が続けばいいのにと思っていました。

 

食事はしんど過ぎて体が受け付けなくて食べれませんでした。

でも、全く食べないと看護婦さんが注意してくるので、ご飯だけお茶と水で必死に流し込んでました。

おかずは食べれませんでした。

 

お風呂は初めの4階では、男性も女性も週に2回でした。月曜日と金曜日でした。

でも、月曜日が祝日で看護婦さんとかが来れないと週1日やったりもしました。

暑い日が続くと体や頭が汗でねちゃねちゃしてきました。

僕はまだ男やからいいけど、女性は可哀想やなと思いました。

 

さらに、看護婦が入浴の手伝いをするのが早く終わるために患者に「早く入れ、早く入れ、早く出ろ、早く出ろ」と言うので頭しか洗う時間がなく体を洗っていたら、「遅いよー!」と言われました。

 

4回は閉鎖病棟だったので、その階から他には出入りは出来ませんでした。

 

しんどくて歩き回らなくも我慢出来る様になって、布団に横になってる事が出来る様になった時はとても幸せでした。

 

1日中、ずーっと布団に横になってました。

歩き回るよりずっと幸せだなぁと思いました。

 

そんな感じでした。

生き地獄でした。

 

 

 

 

 

その事があるから、だいたい何をしていてもしんどい以外の感情は全部嬉しく幸せに感じます。

 

頑張って耐えて良かったです。

 

 

 

 

でも、死ななくてよかったです。

 

生きてたら、絶対になんとかなる

かもしれないし、ならないかも知れません。

 

 

 

 

夢を叶える為に、生きます。