待てば海路の日和あり

うつ病治療中です

8年振りの同窓会

一昨々日の8月14日に8年振りに地元のお七馴染み達が集まる食事に行った。

 

俺の住んでるとこは田舎で、保育園から中学校までだいたい同じメンバーなのである。

 

俺の学年のメンバーは15人ぐらいで、お盆や年末に集まったり集まらなかったりしている。

 

俺がその集まりに最後に行ったのは、皆んなが高校2年、17歳になる年の盆なので丁度8年振りである。

 

 

俺は長いこと病気でしんどくて行けなかったし、一人だけ置いてけぼりの自分の身の上を考えると、とても行ける気にはならなかった。

 

それで8年行ってなかった。

 

 

今年の夏も一人の奴が「集まろー!」

とか言うて他の奴が何人か、「行く!」「行けへんわ…」とか言うてて、俺は今回も全く行く気は無かったのだが、

 

メンバーの中の子どもを産んだ女子が、「おチビ連れて行っても良かったら、私も行く」

的な事を発言した。

 

 

その発言をみて俺はなぜか、その「子どもをすごく見たい!」

と思った。

 

そして、そう思ってしまうとどうしても集まりに行きたくなってしまったのだ。

 

 

だから俺は勇気を出して、「久々に行く。」とコメントをした。

 

 

 

 

集まったのは俺を入れて7人だった。

 

 

久々に会う皆んなは自分の知る皆んなだけど、話の内容は全然変わっていた。

 

だいたい、仕事・結婚・恋愛の話だった。

 

当たり前だけど、みんな普通の24、5の大人になっていた。

 

 

仕事の話には俺は入れ無いし、他の奴も若干俺にどう接していいか分からなさそうな所はあった。

 

 

しかし、久々に集まりに参加した俺の感想は

 

 

 

 

「ただただ嬉しかった」

 

 

その言葉に尽きるのであった。

 

 

 

 

皆んなが昔のままか、あるいは年取って昔よりも優しく、すごくいい奴らのままやったから。

 

 

「自分はまだ大学1回生」

 

とか

 

「仕事どころかバイトもしたこと無い」

 

 

 

とかのマイナスなことは全然感じず、

 

みんなとまた楽しく話せた嬉しさの方が何倍も上だった!

 

 

 

 

自分が知らない間に、本当にみんな色々あったみたいやった。

 

知らないうちに男子が2人結婚してて、

男子が1人大事故で死にかけたが死ななくて、そいつが15人の中の内の5人の女子の中の1人と4年も前から付き合ってて、後々結婚するつもりだとか、

 

自分の知ってるみんなに起こった事が知らない事だらけで、衝撃に次ぐ衝撃で驚いてばっかりやった!

 

なんか、自分が浦島太郎になったみたいで面白かった笑

 

 

自分も今の現状を自信を持ってみんなに言った!

 

みんな、「へ〜」とか「大学生いいなぁ〜」とか「彼女ピチピチやん」とか言うてくれた。

 

 

ほんまに楽しかった。

 

嬉しかった。

 

 

 

この出来事は、自分にとってすごく自信になると思う!

 

これから治って行く過程の大きなターニングポイントになると思う‼︎

 

 

勇気出して一歩踏み出して、ほんまに良かった!そう思えた。

 

 

 

 

 

 

昨日の16日に彼女とデートに出かけた。

 

まず昼御飯を食べて、その後サンバレーへ行って買い物した後タピオカの店に行った。

 

そのタピオカ店で彼女と同じ大学へ行った女の子がバイトをしているので、彼女がその子のバイト姿を見に行くのに誘ってもらった感じである。

 

 

初めて店で飲むタピオカやった、すごく美味しかった。

 

もうすぐお互い誕生日なので、俺は彼女に誕生日プレゼントも渡せた。良かった。

 

 

彼女は今、自動車学校に通っている。

 

俺は普通の人達の中に入って、普通の人達と友達になったり、恋人になったりする。

 

しかし、どうしても俺は進むのが遅いから友達や彼女よりも遅れていく…。

 

 

それはすごーく悔しいことである。

 

 

俺ももっと…。

と、どうしてもこれからも思ってしまうことだろう。

 

 

俺には、おおよそ健常者に出来る事で自分に出来ない事が沢山ある。

 

 

だからと言って、特別に健常者達より社会の役に立ったり秀でている面を持っている訳でも無い。

 

 

それは辛い事である。すごく。

 

 

 

 

 

しかし、俺は知っている。

 

そして、もっと気付き初めている。

 

俺たちは、俺たちにしか持っていないすごいものを内に秘めているということに。

 

その秘めているものに対して、特に価値を感じ無い人も大勢居るが、それの価値をすごく感じる人も少なからずこの世にはいる事を。

 

 

俺の秘めた優しさ・気遣い・ひたむきさ・大きな苦難を経験しながらも前向きに生きる強さ。

 

 

俺は、そういうものをすごいものだと思おうと思った。

 

 

俺の彼女も多分、それの価値を感じて俺と付き合ってくれていると思う。

 

一志の子達、大学の友人達も。

 

 

そして、俺の魅力に惹かれる人にも反対の人にもこれから沢山出会える事だと思う!

 

俺はそれを楽しむのである。

 

 

 

俺は自分の出来ることを出来る範囲でやって、その出来たことに精一杯自信を持つのである!

 

 

自分に自信を持ち過ぎず、でも持たなすぎず。

 

 

 

そうやって、俺はカッコよくなるなるのである!

 

 

 

いつか、家族や彼女ともっと楽しく笑いながら幸せに成れるように。

 

 

 

俺の夢、「病気を治すこと」に向かって。

 

進むのである。

 

 

 

 

 

 

 

 

平々凡々。

 

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