待てば海路の日和あり

うつ病治療中です

もう一度…‼︎

大学に復学した

 

今週から、また授業が始まった

 

同じ時期に入学した、同じ大学の年下の子達は昨年度末に卒業して就職していった

 

通った大学は違うが、恋人も卒業と就職をした

 

 

「おめでとう!!」

 

そう言うばっかりの自分は

 

本当にみんなのことが嬉しかったんだけど

 

 

出来れば、自分もみんなと同じ嬉しい輪の中にいたかった

 

 

皆んなと同じになれないことは分かっていたし、4年では卒業出来ないことも分かってはいたけれど

 

勿論、その子達のことを嬉しく思って祝福出来たけれど

 

 

自分も何かしら、前進できると

 

進歩できると思っていた

 

 

しかし、コロナ禍などの中で俺は後退するばっかりだった

 

 

苦しかったし、悔しかったし、寂しかったし、やっぱり少しは羨ましくもあった

 

 

 

「俺は、皆んなと違う人間」

 

「病人、障がい者

 

 

「もう、健康な人達の中で生きるのは無理かも…」

 

 

そんなことを思わされて、そんなことばかりを考えさせられたような時間だった

 

 

誰も悪くない、コロナも他のことも誰のせいでもないし、俺のせいでもない

 

 

「しょうがないんだ…」

 

そんなことばかり頭によぎる

 

 

 

もう、大学も辞めよう

 

多分、卒業出来ないだろうし

家族には、更に無駄なお金をかけさせるだけだ…

 

沢山、無駄なお金をかけさせた…

 

ごめん……

 

 

B型作業所に行けば、少しは何か出来るだろうか…?

それもできないかな…?

 

 

そんなことを昨日は、居場所の代表の人に相談した

 

 

 

「そうじゃない可能性を信じてみても良いんじゃない?

 

それしか選択肢が無いなら、それはしょうがないけど

 

私は、ぼちぼち君はなんとかやれると思うよ」

 

 

 

そう、言ってくれた

 

 

 

 

嬉しかった

 

 

 

 

前へ前へ少しずつ進んでいたものが、段々と後ろへ後ろへ行くようになり

 

色々なものを諦めて、下向いて生きるようになっていた気がする

 

 

 

でも、もう一度

 

もう一度、自分がまた良くなっていく可能性を信じてみたい…!

 

そう、思った

 

 

皆んなみたいにはなれないだろうけれど

 

もう一度、前へ進むために頑張ってみたい

 

そう、思えた

 

 

 

勉強も、仕事も、恋愛も、諦めたくない!

 

助けてもらってばかりだけど、助けてもらおう❗️

 

 

迷惑かけてばかりだけど、迷惑かけよう!!

 

 

俺には、それだけの

 

それだけしてもお釣りがくる値打ちが絶対にあるはずなんだ!

 

 

 

諦めることも必要だけれど

 

 

 

もうちょっと、頑張らせてもらおう

 

 

 

幸い、俺には助けてくれる人達もいるし

 

新しい居場所も知ったし

 

同い年の大学の友達が今もいる

 

 

 

 

なんとか、頑張ってみよう!

 

 

もう一度…‼︎

 

 

 

待てば海路の日和あり。